工事監理者からのお知らせ11

1998.7.30 発行

◆足場の解体も半分終わりました。

 いよいよ足場の解体が始まり、ごらんになって、いかがですか?
 「工事監理者からのお知らせ bQ」では、工事が完了したときの第一印象を、ひとことで言ったら? という問いに、「新築のマンションができあがったと感じるはずだ」と、大見得を切りました。
 でも、この3カ月あまり、正直に言うと、心配でたまりませんでした。足場の上でいくら検査しても、近くで見るのと、地上から見るのとでは、見え方がまったく違うからです。
 今日までのところ、足場を解体して、正面から見ると申し分のない仕上がりになったと判断しております。
 ただ、朝・夕方、横からの光を受けたときに、両妻面(東面・西面)にはうっすらと、足場の影のようなムラが見えています。そのことを気にされている方もいらっしゃるでしょう。
 これについて、私は、塗装の「色のムラ」ではなく、「艶のムラ」だと思っています。
 白系統の外壁の場合は、色じたいが反射するため、艶のムラは目立ちません。ですが、今回のように「艶のある濃い色」の場合は、ほんのわずかな塗り重ねでも、ムラに見えてしまいます。塗装が若いので、今は、光沢も非常に強い感じです。
 今後、塗膜の硬化が進み、それから風雨にさらされて、3カ月から半年くらいで、ムラは自然に消えていくと考えます。
 施工は、たいへん丁寧に行われており、監理者としても、自信をもっております。どうぞ、ご安心下さい。

◆足場解体前の検査を実施

  7月27日現在、出来高は、88.9%です。
 7月25日に、外部足場上の検査を完了し、いくつかの指摘事項に対して、手直しを終え、順調に足場解体をすすめています。
 外部足場解体作業中は、たいへん危険ですので、バルコニーの出入りを禁止いたします。
 なお、足場を解体する際には、足場上の細かいゴミが落ちますので、下の階では、朝方干した洗濯物に、ごみが付着するおそれがありますので、ご承知置きください。
 足場解体に引き続き、あるいは平行して、次の作業をおこないます。

  1. 集会室 足場組立・外壁シール打ち替え・屋根外壁塗装
  2. 屋上 塔屋足場取り合い部の防水補修・全面シルバーコート
  3. 門柱 塗膜剥がし・下地整形・新規塗装
  4. 建物基礎 全面モルタル仕上げ
  5. 1階専用庭 足場取り合い部分の仕上げ(足場解体後)
    (ベランダから、専用庭への階段は、仕上げを完了しておりませんので、1階の方は、ご承知おきください。) 

……以上のすべての作業を、8月7日までに、完了する予定です。

◆ベランダの清掃についてお願い

 7月21日に、バルコニーのサッシ・ガラスを美装し、翌日南面の足場シートを外しました。
 すでに、バルコニーの床に小さなゴミが舞っておりますが、今後南面の足場を解体する際には、風向きによっては、今以上に、ゴミがバルコニーに落ちるものと思われます。
 これについては、足場解体時の危険防止のため、清掃をいたしませんので、ご協力をお願いします。
 掃除機で吸い取っていただくのが、いちばん簡単だと思います。
 また、今後のバルコニー清掃は、床を傷つけないような方法でお願いをいたします。
 汚れが気になる方は、住宅用洗剤を薄めて雑巾掛けしていただくと、よろしいかと思います。くれぐれも、シンナー・除光液などの溶剤は、使用しないで下さい。。

◆余談ですが、札幌塗装工芸から学んだテクニック

 いささか専門的な話ですが、外壁の出来映えを左右するチェックポイントのひとつを、教えましょう。
 足場を組み立てるときに、その足場が倒れないように、コンクリートに穴を空けて「雌ねじ」を打ち込み、「壁つなぎ」という部品をねじ込んで、建物と足場をしっかり固定しています。
 足場を解体すると、壁にこの穴(直径13o)が、残ります。
 この穴の処置は、いろいろな方法があるのですが、相当に気を遣って処理しても、せっかくの外壁塗装に、ぽつぽつと汚い痕が残ります(新築の建物でも、同じです)。
 札幌塗装工芸の山田さんは、(私も、経験したことがない)合理的な方法で、まったく分からないほど完璧に、この穴を処置しています。
 基本的には、高さ3.4mごと、幅方向3.6m以内ごとに、この穴の痕跡(建物全体では300カ所)が見えるはずですが、皆さんが目を凝らして、いくつ探せるでしょうか? 
 目の良い人は、ぜひ挑戦して下さい。
 (これについては、私も勉強させていただきました。山田さんに、感謝しております。)

◆玄関ドア内部側塗装について

 7月末から、希望世帯のドア内部側塗装を行いますが、所用時間について、お知らせします。1軒あたりの塗装に要する時間は、断続的に正味30分程度と思われますが、乾燥に6時間程度必要ですので、午前中に塗った扉は、夕方まで閉められません。そのため、一日に施工できる枚数が制限され、申し込まれた皆さんの都合を伺っての日程調整が必要です。札幌塗装工芸との打合せにより、8/2(日)は、平日いらっしゃらない方のために、休日を返上して塗装することにしております。
 いずれにしても、施工にあたっては、皆さんの作業希望日をお聞きし、施工可能日の調整が必要になりますので、早めに札幌塗装工芸の山田さん宛に、申し込みをして下さい。

◆監理のうらばなし 4

 準備していた、インターネットのホームページを、7月20日(海の日)に、公開しました。
 「札幌発 マンション大規模修繕の全記録」というタイトルで、このマンションの誕生から、大規模修繕工事に至る12年間の修繕に関することだけを情報公開しました。
 ホームページでは、このマンションの名前をはじめ、販売会社・管理会社・改修施工業者の名前など、プライバシーに関わる部分は、全て仮名にし、また修繕積立金の累積額など、悪用される恐れのある情報は、公開しておりません。
 インターネットに情報公開する意義については、つぎの総会で、皆様にご説明をし、ご理解を得たいと考えております。
 閲覧可能なかたは、ぜひいちど目を通してみてください。
 URLは、次の通りです。
 http://netpassport-wc.netpassport.or.jp/~wntera/

 

工事に関する、ご意見・問い合わせは、遠慮なく 5×× Tera まで


 

まもなく修繕工事は完了しますが、専門委員の仕事が山積しております。


……などの、個別工事(数年スパン)検討に加えて、


……を、進めています。今後、必要に応じて、アンケートを実施しますので、皆様のご協力をお願い申しあげます

「お知らせ」bP2 改修の実際