昨3月27日、ふれあいセンターにて工事説明会が開催されました。 32世帯の皆様にお集まりいただき、約2時間、たいへん実りある会合となりました。
施工者・「札幌塗装工芸」のS部長さんが、会合が終わってから、私にこんなことをおっしゃいました。
「56世帯ですから、出席率は6割近いですよね。これほどたくさんの方が、工事説明会に集まってくださるマンションは珍しいですよ。皆さんの意気込みが感じられて、感激しました。私たちも、その期待に応えなければと、気持ちが引き締まりました。」
この改修工事は、私たちの住むマンションの資産価値を高めるために、私たちが12年間かかって積み立てたお金をつかって進める工事です。
私は、皆さんからの委託を受けて工事監理を引き受けたのですから、皆さんの声をできるだけ反映して、私たちの汗の結晶である積立金が1円の無駄もなく、きちんと工事の成果として実るように、微力を尽くしてまいります。
ただ、工事を成功させるためには、いろいろな形で、皆様のご協力をいただかなければなりません。工事説明会では、それらのことを詳しくお話ししましたが、欠席された方も多くいらっしゃいますので、この紙面を通じて、要点をお知らせいたします。なお、こうした「お知らせ」は必要に応じ、工事の節目ごとに監理者の立場で、発行したいと考えております。内容の多くが、「お願い」になるとは思いますが、「監理者とは、いったいどんなことをやっているの?」という疑問にもお答えしていきたいと思います。
最初のお願いは、まずベランダの片付けです。詳しいことは、先日配布した「工事のお知らせ」をごらんください。ここでは代表的な、質疑応答を、お知らせします。
問 | 物干し竿は、片付けなくても良いのか? |
答 | 片付けることが難しい方は、そのまま吊っておいてください。4月下旬に、「札幌塗装工芸」が確認の上、物干し竿を足場にくくりつけることにします。物干し竿には、洗濯ばさみなどを残さないでください。 |
問 | いつまで、洗濯物が干せるの? |
答 | 4月12日 日曜日までです。布団干しも、同じです。 |
問 | ベランダに、生ゴミを置いているが、工事中は? |
答 | 作業の支障にならぬよう、「臭い・汁が出ないように、袋を二重にする」などの処置をして、1袋だけ出しておく程度にとどめてください。ただし、6月にベランダ床の防水工事をするときは、いっさいベランダには出入りできません。(その期間は、あらかじめ、お知らせします。) 暑くなる時期で、たいへんですが、「生ゴミを密封して、冷凍庫に保管すれば全く臭わない」という、私の単身生活の知恵もあります。1週間程度なので、それぞれ工夫をしてください。 |
問 | ベランダ窓の、網戸を保管する場所がない。物置にも入らない。 |
答 | タンスの裏側などに置くことができない方は、3/25に配布した、「ベランダ等の私物お預かり申込書」にて、「札幌マンションサービス」に保管を委託していただきたく、お願いいたします。 |
4月6日から、準備作業が始まり、翌週からはいよいよ外部足場の組立です。とくに男の子にとっては、わくわくする作業の連続になります。
クレーン車で足場材を吊り上げ、足場が地上30メートルまでせり上がっていくのを目の当たりにすると、子どもたちならずとも、興奮します。こんな光景は、生涯に何度もありませんから。
子どもさんが見たいと言ったら、どうぞ安全な場所で見させてください。「危ないから近寄るな」は正しいですが、「危ないから、家に入りなさい」と押さえつけてしまうと欲求不満になります。子どもが親の眼を盗んで、隠れて見ようとすると、もっとも危険です。
工事が始まりましたら、子どもの気持ち・目線に合わせて、親も童心にかえって一緒に楽しむくらいのゆとりを持って接してください。そして、ほんとうに危険な場所を教えてやってください。
現在の自転車置き場には、足場を設置します。予定では、4月6日(月曜)から、集会室西側のプレイロットの芝生部分に、ベニヤ板敷きの自転車置き場を作ります。
使用開始は、追って掲示板にてお知らせしますので、4月12日までに自転車の移動をお願いいたします。4月13日から、足場組立が始まります。
WC | 自転車置き場 (4/12新設) |
集 会 室 | |||
西 16 丁 目 歩 道 |
資 材 倉 庫 | ||||
玄関前通路 | |||||
(私たちのマンション) |
先日の、駐車場アンケートにはご協力をありがとうございました。短期間で実施しましたが、回答49世帯・訪問調査5世帯の結果、長期不在の2世帯を除き、調査は完全に終わりました。
4月13日から17日(月〜金)の、クレーン車の配置は、駐車区画番号で12を中心に
bV〜18 前後の皆さんに、日中の移動をお願いすることになりそうです。アンケートの中に、「工事を円滑に進めるためだから、近隣の駐車場を一時借りても良い。そのような費用負担も必要経費だと思う。」という、ご意見をいただきました。ありがとうございます。
今回は、おかげさまで、皆様のご理解が得られましたので、関係のかたがたに戸別にご相談に伺い、混乱を生じないように調整いたします。また、調整の結果、駐車場の区画変更もあり得ますので、これについては、理事会や管理人さんとの連携を確実にいたします。
なお、7月上旬の足場撤去時にも、同様にご協力をお願いします。
連絡したい内容によって、緊急連絡先が変わります。
1 | 緊急事態のとき | 「札幌塗装工芸」現場代理人 山田氏携帯電話 080−2××−54×× | |||||||||
例:足場上に、子どもや不審者がいる 通路を歩いていたら、足場からモノが落ちてきた 階段室の「ペンキ塗りたて」部分に触ってしまった ◆山田さんは、作業開始から、工事完了まで、毎日現場の責任者として常駐しております。 電話を受けたら、作業を中断して、問題の解決に当たりますので、緊急時のみ、携帯電話にお願いします | |||||||||||
2 | 緊急でない、問い合わせ・苦情・質問など | 電話の場合は、下記の優先順位でどうぞ
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◆できるだけ、メモ書きで集会室の玄関に設置する「工事関係ポスト」に投函してください。(用紙は、先日配布した「工事のお知らせ」の最後のページにあります。) |
工事が始まってから、苦情が寄せられるのは、施工者として事前のお知らせが不十分であるということの結果だと思っております。
「札幌塗装工芸」からそのつど「お知らせ」を事前に配布しますが、私は監理者の立場で補足しながら、「工事期間中、苦情ゼロ」をめざして、周知活動をしてまいります。
皆様も、「お知らせ」を必ず読んでください。わからないことがありましたら、お知らせください。よろしくお願いします。
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