「札幌Pハイム」大規模修繕等専門委員 文責 専門委員(1級建築士) Tera
4階のAさん宅の居間の天井から、水滴が落ちたため、専門委員に問い合わせがありました。
4階天井からの漏水は、何らかの配管トラブルの疑いが強いため、緊急を要すると判断し、Aさんの了解を得て、天井の一部をはがしました。
その結果、
……が確認されたので、ただちに5階のBさん宅の配管系統を点検させていただきました。
原因となった漏水個所は、運良くすぐに発見できました。
ただちに漏水個所のジョイントを締めて、漏水を止め、床に溜まっていた水を「紙おむつ」で吸い取っていただくようBさんにお願いし、その状態で年を越していただきました。
(今後、Aさん宅の天井裏の乾燥を確認の上、内装の復旧作業を予定しています。)
今回の事故の特徴は、上階にお住まいのBさんは、自宅の給水管から漏水しているということに、まったく気づかなかったことです。(専門家でも、気づかないと思われます。)
また、下にお住まいのAさんも、漏水の量がわずかずつだったため、天井のボードがたっぷり吸水していても、実際に水がしたたり落ちるまで気づきませんでした。
簡単な絵を描いてみましたので、ご覧下さい。
このような事故は、どこのお宅でも考えられます。
今回の事故の教訓から、キッチンと洗面台の水栓のぐらつきを点検して下さい。
点検の結果を、管理人さんまでお知らせ下さい。
件数が少なければ専門委員で対応し、件数が多ければ、理事会と相談して専門業者による一斉点検・修理を考えたいと思います。
本日中に点検され、異常の有無を、明日にも管理人さんにお知らせ下さい。
( 管理人 → 5×× Tera → 結果を理事会へ報告 )
□点検した結果、異常はありません。
□水栓がぐらついています。
号室 氏名
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