1996年6月30日

札幌Pハイム管理組合   理事長 ×× ×× 殿

札幌マンション販売株式会社 お客様サービス室       室長  ×× ××

札幌Pハイム排水管の報告書 その1


拝啓
 札幌Pハイムの皆様にはますますご隆盛の趣、なによりと存じます。
 また日頃はひとかたならぬお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

 さて、理事会様より依頼を受け、入居者の皆様に御協力をいただき施工いたしました、 107号の試堀につきましてご報告申し上げます。
 外部を堀削することによりコンクリート桝が落下して配管が折れるのを防ぐ為の準備作業として、6月18日に建物の外部に有ります汚水用のコンクリート桝を、塩化ビニール製の桝に取り替えました。
 6月19日より5人の作業員により、土砂の崩壊を防ぐための土留めをしながら、外部の堀削を開始しました。
 バケツで残土を排出しながら基礎下まで到達するのに2日間掛かりました。
 基礎下に潜り上部よりの堀削を開始した時点で、幸い事故には至りませんでしたが、落石等がありかなり危険な作業になりましたが、施工可能と判断致します。
 次に残り4系統の施工についてですが、下記のように提案致しますのでご検討のほどをよろしくお願いいたします。

札幌Pハイム排水管改修案

  1. 工程
      一系統につき約3週間位かかる予定ですので5系統残っていますから12週間位必要になります
  2. 施工業者
      施工時期により土工事の業者は代わる可能性が有りますが、配管工事は同じ業者とします。
  3. 施工方法
      107号の試堀の結果、基礎下を潜る施工には相当の危険性が伴いますが、入居者の皆さんの生活に及ぼす影響が、最小限に留まるよるにするには、基礎下を潜る方法が 最良と考えます
  4. 施工費の負担
      施工費については、今回工事で係った費用の30%を協力金として負担したいと考えています。

以 上


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