1994年8月20日

「札幌Pハイム」管理組合 殿

排水管調査書

「札幌×××サービス梶v

調査年月日 1994年(平成6年)7月11日
時間 9:30 から 12:00
調査位置 屋外埋設排水管 及び 1階横走り排水管
調査員 A・B・C 3名

  1階Bタイプ 125A VP管 (2号・3号玄関)
1 排水枡より排水管点検鏡で管内を覗くが、目視範囲(3〜4m)では、異常なし。
2 高圧洗浄車の高圧ホースを挿入すると、排水枡より3〜7mの間で、土砂・スチールの堆積が認められ、高圧ホースがそれ以上前進することが不可能な状態。
以上の結果より、建物内横走り排水管の老朽化・劣化等の原因による脱落および劣化等が想定されます。
大規模工事となります。
1階Dタイプ 125A VP管(4号玄関)
1 第一枡・第二枡より排水管点検鏡で管内を覗くが、枡間では異常なし。
第一枡より建物内横走り管では、1〜2mの位置で、土砂の堆積が多少認められる。
以上の結果と、第一枡のインバートの破損が明らかであることにより、第一枡の入れ替えと、第一枡から建物間、および第一枡から第二枡間の配管の均配修理が必要です。
作成者 × × × ×

【私見】
 上記の報告書は、正直に言って、客観的で正確な文章とは言い難い。そのことだけ、あえて書き添えておきたい。
 

 この報告書に添えて、248万4360円也 の「見積書」が提出されている。
 その内容は、緊急を要する2本の排水管を修理するために、地中梁の真ん中に穴を明け、人力で土砂をかき出し、排水管を修理するというものであった。

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