1999/8/5
〒000-0000
札幌市中央区××条××丁目
××××株式会社 北海道支店 御中
北8条プレジデントハイム管理組合
理事長 ×× ××
見 積 依 頼 書
盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。私どもの管理組合の良きパートナーとして、ご尽力をいただき、感謝申し上げます。
さて、当マンションも竣功後13年を経過し、エレベータの各所に、異常が認められることから、去る7月17日に臨時総会を開催して、4カ所のエレベータずべての機能回復工事を実施して、フルメンテナンス契約に移行することに決定いたしました。
工事の実施につきましては、
当管理組合宛 見積書 見積番号 99T-12345-678号の内容に基づき、
金額は、715万円(消費税別途)と認識しておりますが、理事会として説明を受け、契約に向けて準備をしたいと存じます。
来る8月8日午後2時から、理事会・専門委員会を招集しております。
休日のところ、まことに恐縮ですが、ご説明かたがた、当方からの質疑なども受けていただくたくお願い申し上げます。
その際、組合員の要望を代表して、あと一息の値引きをお願いするものです。
また、保守契約につきましては、フルメンテナンス契約に切り替えて、当組合と貴社との間で直接契約を結ぶことは、総会決定事項であります。
しかしながら、この契約費用については、現在でも、私どもの年間管理費総額の30%以上を占めており、今回の契約更新によって、その比率は更に増すことになります。加えて、このために、13年間据え置いてきた管理費の値上げを余儀なくされることに対する反発も強く、何らかの、対策を講じたいと考えます。
組合員の疑問点(不満)の中心は、
「700万円もかけて、機能回復工事をすることにより、(少なくても制御系は)新品同様になることから、今後しばらくは故障の心配は減ると思われる。それなのに、これまでよりも年間80万円も高いメンテナンス契約を要求するのは、合点がいかない。」ということであり、エレベータ保守契約だけのために、管理費の値上げをしなければならないことに、強い不満が生じております。
そこで質問ですが、
何らかの遠隔監視装置を設置することにより、保守点検回数を減らし、人件費を圧縮することで、FM契約に移行しつつも、これまでのPOG契約同等(それ以下)金額で、保守をすることは、不可能でしょうか?
機能回復工事をし、かつFM契約の中で、きちんとした保守をしていただけるならば、毎月の点検は必要でなく、たとえば3ヶ月に1回の保守ではいかがでしょうか?
このことに対する技術的検討と、合わせて来年度以降の保守契約の見積練り直しをお願いするものです。(将来に向けての長期的な展望で、考えてください)
組合員の総意が反映されるような、斬新な保守契約方法をどうかご検討ください。
この件につきましても、8月8日にご説明をいただきたく、重ねてお願いを申し上げます。